福岡で江戸時代から代々続く医家のひとつ「原三信病院」の流れをくむ福岡リハビリテーション病院。隣接する診療所がこの「福岡リハ整形外科クリニック」です。
本病院には整形外科の患者さんが多く、混雑を解消するため、またスポーツの整形外科の拠点として計画されました。
そのため整形外科一般はもちろんスポーツ界の有名選手も数多く診療に訪れ、スポーツリハビリテーションもたいへん充実したクリニックです。
このクリニックの特徴的な外観は、茶褐色の金属板(アルミ焼付け)が、まるで人体の関節のように空間を切り分けていることです。これは大きなガラスが内包する機能(人体)を、大きく骨格がかたちづくる、というイメージを表しています。
1階待合フロアからオープンな吹抜けの階段、そしてほぼ仕切りのない2階のおおきなリハビリフロアが広がります。前面は北に面しているため陽射しを気にすることなく大きのガラス面を配し、また構造的な検討を行い、中の柱を抜くことで広く開放的なリハビリスペースを提供しています。
2018年1月12日